引用元:Purple software
評価: C+
鈍感系ハーレム主人公
■作品の基本情報 (敬称略)
発売:2020年8月28日
メーカー:Purple software
シナリオ:鏡遊、保住圭、はまぐり孤之助
原画:克
■キャスト(敬称略)
鳥羽 せつな・・・・・東シヅ
リズ・メイサース ・・秋野花
桜宮 氷緒・・・・・・小鳥居夕花
卯月 透音・・・・・・小波すず
気になる作品が多かった2020年8月の2作目はこちら「青春フラジャイル」。
同日発売の「放課後シンデレラ」で初の複数買いをしてしまったからか、こちらも勢いに乗って複数買いしてしまいました。
パープルソフトウェア様の作品は古くは「秋色恋華」からちょこちょこお世話になっておりますので、予約購入することに対する不安はそれほどないといってよいでしょう。
おなじみ橋本みゆきさん歌唱のオープニングも良い感じで、キャラクターもエロ可愛い、そして主人公はこの国最後の魔法使いなんて厨二心をくすぐられる設定までもってこられたら気になってしまうのも無理からぬこと。
ただまぁ、こちらも「放課後シンデレラ」と同様に期待値高いところから始まっているので、同じく評価に跳ね返ってしまったというかなんというか。。
アレコレ言ってもしょうがないので感想いってみたいと思います。
■シナリオ
物語は、魔法使いの末裔である主人公の家にある教会に、主人公と同じ祖先をもつブリテンから来た魔法使いのリザが天窓をぶち破って降ってくることから動き出します。
どのルートでも魔法にまつわる話は関わっており、物語の舞台である温泉街「悠賀原」に潜む「わるいまほうつかい」に引っ掻き回されつつ、ヒロインとの恋を育んでいきます。
共通ルート含め結構な割合で登下校時のやりとりや学校の場面があるんですが、う~ん。。根本的に鈍感系主人公の作品は私には向いてないですね。
氷緒が好意丸出しを絵に描いたようなツンデレ暴力系ヒロインなんですが、主人公に対する好意からくる行動 ( 小学生男子が好きな子に意地悪するようなアレ ) のようものをして、周りはみんなわかっているけど主人公だけその行動原理が理解できてない、みたいな描写がいたるところにあるんですが、はっきりいってイライラします。主人公自身も氷緒に対してツンデレと評しているにもかかわらず自分への好意はまるで理解できてないとか、ちょっと意味がわからないです。
空回り感というか道化というか茶番というか、、そんなの延々見せられる共通部分はかなり退屈です。各ルートに入ってしまえばヒロインと向き合うしかないので、上記マイナス部分が影を潜めるのは救いなのですが、各ルートもここから盛り上がるのか?と思ったらスっと終わるので、不完全燃焼感がすごいというかなんというか。。
別の部分に目を向けまして、「魔法使い」という部分に期待して購入した方はちょっと肩すかしな感じを受けるかもしれません。というのも、基本的に主人公はある理由で魔法の能力が弱い+魔法を使うこと自体にあまり積極的ではなく、根幹で魔法が絡む部分はあるにせよ味付け程度で、魔法使い士紀優人というよりは学園生士紀優人とヒロインの物語であるからです。
購入前にこちらを見ている方がおりましたら、その点ご注意くださいませ。
■CG
あらゆる場面でむっちり具合がすごいです。サブヒロイン含めて透音以外は巨乳を通り越して爆乳といっていい人達しかいませんので、エッチシーンではなくても基本的にすごいことになっています。そしてエッチシーンでは胸だけでなく、太もも・お尻は言うに及ばず、個人的に推したいのは「お腹」です。お腹のむっちり具合がすごくエロいのでむっちり好きは必見です!私が手に取る作品の多くはファンタジーなのかお腹にたるみとかほとんど見かけませんが、本作のお腹はちゃんとお腹してます 笑
おススメはせつなを後ろから抱っこしていたずらしているシーンと、氷緒とバックでしているシーンの2つですのでよければ注目してみてください。
また、個人的にどの作品にもあってほしいシーンの中では、せつなとのキスシーンをお勧めします。これはいい。是非見てもらいたい1シーンですね。身長差とか、身長差があるからちょっぴり上を向いているところとか、男性側の胸に添えている女性の手とか、少し下がっている右足とか、太ももの絶対領域とか、このCGはこれでもかと好きな要素が詰まっています!!これぞキスシーン!!
キスシーンのCGって難しいのか、あんまりキスの最中のCG自体ない & 口の接触部分が上手くかけてないのが多いんですが、こういう綺麗なキスシーンCGを見るたびにあらゆる作品でキスシーンには期待したくなっちゃうんですよね。
■キャラクター
私が推したいのは、せつな・透音・ゆらです。せつなは本作メインヒロインで、この娘は色々複雑なものがあったりするので語ろうと思えば結構語れそうですがそんなことは置いておいて、彼女は本作No.1 の乳をもっているんです!!!それプラス、本来私はむっちり太もももが大きい胸と同じくらい好きなのですが、基本的に私がプレイするゲームでは太ももがむっちりしていることは少ないので、せつなはその点でも至高の太ももを持っていると言えるでしょう。他?他はプレイして確認してください(投げやり)
透音は本作内で立ち絵ある女性キャラクター(ようじょを除く)では一番胸は小さいですが、いうほど小さくないことを先に明言しておきます。では透音の何がいいかと申しますと、う~ん、、どこというのが難しいんですが、ざっくり言えばキャラクターそのものということになるのでしょうか?メイドで妹的立ち位置で優人のことが大好きだけど、ルートで結ばれないときは一歩引いて優人の幸せを願っている部分がいじらしいし、そういう娘が私は好きなんだと思います。もう1点透音を推したい部分はCV小波すず様の微ロリボイスでしょう!最近私がお見かけする小波すず様は、どちらかというとお姉さん的というかしっかりもの的なボイスが多かったんですが、透音はイメージとしては甘い・まさに妹、という感じで、この声にデレデレになってしまいました。
#小波すずはいいぞ
ゆらは至高の陥没巨乳おっぱいです!!!!
ゆらルートはよ。
■エロス
各ヒロイン本編中に3シーン、攻略後のおまけで1or 2シーンです。
ビジュアル面はCGの項でも触れた通り、全体的にむっちりしていて非常にエロいです。ヒロイン達も直接的な淫語を使っており、ピー音ついてないのは好きな人にはたまらないでしょう!( 1名だけ言わないキャラクターもいます )
それ以上におすすめしたい部分として、本作はシチュエーションもさることながら全体的に濃厚なカラミ、かつ主人公も結構攻める部分が非常によいです!!
最近プレイしたゲームはキャラゲーが多かったからなのかあんまりエッチシーンに力入ってないのか、ヒロインはいいけど主人公はあんまりなにもしないとか、挿入はするけど前戯がおざなりだとか、喘ぎもワンパターンだったりとかで残念に思う部分が多かったんですが、本作はそんな手ぬるいことはございません。せっかくこういうシーンがあるのですから、どの作品もこれくらいはやってほしいものです。
キスしながらの絡みで漏れる鼻息とか、声優さんの演技も大変素晴らしいものになっておりますので、じっくり聞いてみてください。
尚、No.1 エロス賞は透音に送りたいと思います。(そんな賞はない)
全ヒロイン攻略後?にゆらと響希もおまけで1シーンずつございますのでご安心ください。
■ボリューム
共通2時間半から3時間、各ヒロイン3時間前後、せつなだけ少し長くて4時間前後となっています。せつなは物語の根幹にいるヒロインで他ルートより長くなっております。シナリオで触れた通り、共通はちと退屈。。
■クオリティ
インターフェースはパープルソフトウェアおなじみの色々弄れるアレです。大きな特徴としてセリフが画面下固定ではなく、しゃべっているキャラクターの下にでるんですが、個人的にはちょっと苦手なのでコンフィグで設定変更して画面下固定しています。(何かそれを用いた演出あったら見逃しているなぁ)
立ち絵鑑賞機能があるのはいいですね。その機能をみてもわかるとおり、差分は結構あります。透音は服装で髪型まで変わるのが素晴らしいですね。髪型自体も可愛いですし、よくあるパターンでお風呂後の寝間着なのに髪型そのままなの?っていう違和感を覚えなくていいのは特によいです。
フルボイスですが、極力モブは出ないようにしているのか教室でも立ち絵キャラしかほとんど喋らないのはちょっと違和感ありました。
気になる誤字脱字のようなものもありませんでしたし、丁寧につくられている印象です。最近はよくありますが、パッケージ版を購入してもDMMのダウンロードコードがついてくるのは良いですね。
魔法なんて関係ねー、むちむち美少女と濃厚ないちゃいちゃが欲しいというあなたはヒロイン達と青春をフラジャりましょう!!